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「植物沼漫画展」ぶじ終了

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小高い丘の上にある、姫路市立手柄山温室植物園。
ここで10月27日から約2週間、「植物沼漫画展」を開催しました。
本日で最終日。コロナの影響で3月から何度も延期になりましたが、おかげさまでぶじ終了できました。

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好評だった種苗プレゼント。
友人知人からの提供もあり、最後のお客さんまで行きわたりました。

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海月の母から届いた、多肉植物のカランコエ(子宝草?)は、小学生くらいのかわいらしい女の子にもらわれていきました。
めっちゃ増えるのでがんばってもらいてを見つけてくださいね(笑)

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展示よりも種苗プレゼントに来客が集中してしまったり、会場が雨漏りで作品を展示用の傘でカバーするなどありましたが、のどもとすぎればいい思い出です( ̄∀ ̄)

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在廊中にお客が少なくて手持ち無沙汰なときは、園内の植物を見て回ったり、絵を描いたりしました。

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この固形絵の具は出先でさっと使えて便利なのです。
メーカーなどおたずねがあったので確認しました。
サクラのプチカラーですよ。→

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販売グッズの生原稿を、長い時間かけてじっくり選ぶ姿を眺めるのも楽しかったです。
選びに選んだ絵が「これでいいの?」という予想もしていなかった絵だったり。
日頃ネットでの交流が多かったもので、ネット以外での交流がとても新鮮でした。
お客様のガラケー率やネットしない率にびっくり。

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通信環境のつごうでブログは読めないから、と読書コーナーで腰を据えて読んでくださる方もおられました。

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ぎりぎりに仕上がって売れ残ったカラーイラストは、後日通販します。

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ブログの常連さんや友人知人から、差し入れもたくさんいただきました。
もりだくさんで胸いっぱいおなかもいっぱい。

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9日は撤収作業、10日はちょこっとラジオ出演です。
ようやく落ち着いて漫画の執筆ができそうです。
霜が降りるまえに芋掘りもしないと。

ここ数日いっきに朝晩が冷えるようになりました。
皆様あたたかくしておすごしくださいね。


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植物沼漫画展のバナーを貼るのもこれが最後ですねえ。


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ドキュメント72時間 植物沼漫画展に集うひとびと

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「植物沼漫画展」8日目、在廊4日目です。
祝日でお天気も良く、おおぜい来場され、熱心に見てくださいました。

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来場者おひとりさまひとつかぎりのプレゼントの種苗も、たくさんもらわれていきました。
友人知人の皆さまのおかげでまだ在庫がたくさんあるので、最終日までもちそうです。

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ハンセン病啓発パネルを熱心に見てくださる元同僚Oさんとだんなさん。
海月が生活保護のケースワーカーだった頃、保健師だったOさんが、生活保護家庭の訪問に同行してくれました( ̄∀ ̄;)
漫画家デビュー以来、ご夫婦でずっと応援してくださってます。
その少し前には同じ福祉事務所で今はもうリタイアされてる先輩方も、連れ立って来られました。

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ほかにも友人知人や仕事のおつきあいのある方々、ブログ読者さんがいれかわりたちかわり来てくださいました。
それぞれの身の上を聞くともなしにうかがい、世話している動植物だけでなく、病気や身内の他界や仕事の大変さなどが伺えました。
まさにNHKの「ドキュメント72時間」。

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午後は会場のかたすみでスケッチをしました。
フユと持ち場の後ろに生えていた観葉植物のクッカバラ。

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農園ハットで園内を点検するハル母さんと、巨大サボテン金鯱(きんしゃち)。
シャチって魚へんに虎と書くんですね。
しましまのイメージからなんとなくの組み合わせだったのですが、キジ虎ハル母さんにぴったりだなあと自画自賛。
額装した瞬間に、ブログ読者の方が買ってくださいました。
なんとハル母さんを保護する直前に、ツタヤの駐車場で見たことがあるかもとのこと。
世間は狭いですねー。

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初日に来られて大鉢のイチジクをもらっていかれた播州マダムたちから、差し入れがありました。
赤穂のお店で作られている「百年の蜜」(リュウゼツランのシロップ)がとても珍しいです。
食べるのが楽しみでなりません:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

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鹿児島から遠路はるばる来てくださったSさんからは、なつかしい和菓子「いこ餅」やさつまどりサブレ、桜島大根やシャカトウの種など。

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そしてこれもSさんからいただいたグアバです。
うちのベランダにもありますが、果実がうちのよりずっと大きくて100g以上あります。

味はフルーツほおずきやマンゴーに似ていて、香り高くねっとりして甘いです。
種をとって最終日に持っていきますね。
結実年数は実生で4〜5年ですって。

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もんじろうも躍動しておりました。
こんなにたくさんあげるつもりじゃなくて、撮影のために見せただけなのに、全部もっていかれました。
うさぎからとりかえした果物を洗って食べる51歳。


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旅する種苗

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「植物沼漫画展」7日目、在廊3日目です。
大好評で一時は品切れを心配した種苗プレゼントも、友人知人の皆様の支援でたくさん確保できました。

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REIさんのミニパプリカや、中島久美子さん経由でいただいた奈良の健康野菜ヤマトトウキの種も好評です。
中島久美子さんは昨年、神戸で私とハンセン病にまつわる二人展を開催してくださった写真家です。

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香川県にあるハンセン病療養所「大島青松園」で在園者のかたが育てられた甘夏から、種をいただいて育てた苗。
中島久美子さんを通じて知り合った泉麻衣子さんから、大島のマーマレードを作るときに出た種を分けていただいたのです。
実がなるまで10年かかるかも、ときいて、生きてるうちに食べられるかなと心配しながらも、ちょっとうれしそうにもらっていく方々にほっこり。

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そしてなんということでしょう。
11月2日は一日中ざあざあ降りで、会場は雨漏りしまくり。
飾り付けに使っていたクラゲの傘を、雨漏り対策に使うことになりました。
雨漏りは日によって時間によってランダムに落ちてくるので、終日傘を移動したり並べたグッズを動かしたりの対応に追われました。

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昼食は飛花ぽんさんからいただいた生の落花生をゆでたもの。
枝豆のような食感で、もっと濃厚。一粒300mです。
デザートは実家から届いた初物の温州みかん。
手が汚れないようどちらも皮をむいて持参しました。

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ひまな時間に多肉をスケッチ。
マクロアカンサというアガベがとても好みです。
このランダムでぱきっとした斑の入りかた、ぐっときます。

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吉祥天というきれいなアガベと、鬼切丸というアロエをスケッチしました。
猫はアサヒです。

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万有引力を発見したニュートンにゆかりのあるリンゴもスケッチ。
雨が降っているので写真を撮って屋内で描きました。

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一緒に描いているのは、もんじろうとエビスです。

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私がベランダで育てたリンゴ「アルプス乙女」は、もんじが全部食べました。

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飛花ぽんさんからたくさんの種と一緒に完熟フルーツほおずきをいただきました。
私が育てたのの倍くらいの大きさがあります。

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もんじろうの食いつきがすごくて、皮ごと平らげて「もうないの?」と探していました。
woojyanさんちのカラスの官兵衛ちゃんもフルーツほおずきが好きだそうです。
ちょっとスパイシーで個性的な味ですが、こんなに好きなら来年また植えようかな。

飛花ぽんさんからいただいたオクラの種をもらったお客さんの女性が、声をかけてくださいました。
遠方にお姉さんが住んでいて、オクラを育てたいけど種が売っていないので送って、と言われ、送ることにされたとか。
今回の種苗プレゼントで、一番遠くに旅したのがこのオクラかもしれません。


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キリンがいっぱい

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神戸新聞に「植物沼漫画展」の記事を掲載していただきました。→
漫画家デビュー当時から何度も取材をしてくださっている、平松記者の記事です。

10月31日から11月3日まで、となりの部屋で盆栽展が開催され、邦楽の音色が流れています。
昨日は市長も盆栽展を見に来られたとか。
市長は医者でもあるので、つきあたりに見えているハンセン病啓発パネルも、見てもらえてるといいなあ。

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種苗プレゼントのコーナーは今日も大盛況。
プレゼントだけもらって展示を見ないで帰ることのないよう、注意書きを貼る予定です^^;

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会場の横にはサボテンなど砂漠の植物が並ぶ小温室と、熱帯雨林の植物が並ぶ大温室が隣接しています。
ジャングルの方は怪しいオブジェがたくさんあって、つっこみどころ満載です。

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ただ、池に私が苦手な生き物がうようよ泳いでいるので、ほとんど足を踏み入れていません。

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砂漠の小温室には、なんとかキリンという植物がいろいろあります。
赤い花キリン、白い花キリン。

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白樺キリンに大正キリン。

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ねじれてつづれている魔界キリンをスケッチしました。

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なぜお客が多いのに持ち場を離れてスケッチをしているかというと、展示を見たりグッズを買う人が少なくて、手持ち無沙汰だったのです。

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魔界キリンとアデニア・グラウカの絵は、販売しますよ。
会場は雨漏りがするので、明日の雨にそなえてパネルを全部外し、グッズもしまいました。
会期中、雨が少なくてよかったです。

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種苗プレゼントの補充

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「かってに緑化協会」と称して、ひとりでひそかに緑化しているマンション花壇です。
ぼーぼーに茂っている紫色のは、ツユクサの仲間のムラサキゴテン。
植物沼漫画展の種苗プレゼントに挿し穂を供出するため。、このあとばっさりカットしました。
例年は植える場所がなくて捨てていたので、活用できてありがたいです。

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北海道のこのはさんからはだいぶ前にキャベツやナスやトマトの種、むかごもいただいています。
ご紹介が遅くなりましたが、「かってに緑化協会」横浜市部のまろにゃんさんから届いたプレゼント用種苗です。
オリヅルラン、アロエ、マザーリーフ。
もう全部もらわれていきました。

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斑入り好き仲間の定吉さんからは、斑入りのオシロイバナ、真っ赤なモミジアオイ、黄色いオーニソガラム、ユリの球根。
追加で下のルコウソウなどもいただきました。

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旧友magieさんからは、フウセンカズラの種です。

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飛花ぽんさんからはオクラ、唐辛子、小豆、葉物野菜などの種。
作品展をのりきる体力をつけるようにと、黒にんにくや生落花生や大根、ミニきゅうり。
もんじには完熟のでっかいフルーツほおずきも。
甘いのでもんじがそれはもう躍動していました。(画像は後日)

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追加の種苗が400弱ほど用意できました。
それぞれもらわれていった先で育つと思うと楽しいです。

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プロフィール

海月

Author:海月
動植物の世話に追われる零細漫画家、古林海月

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