妻が椎茸だったころ

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高原英理編『ファイン/キュート』を読みました。
古今東西のかわいい、ステキな作品をえりすぐったアンソロジー。
題材は犬、猫、うさぎ、こども、年寄り、不思議生物など多岐に渡ります。

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北原白秋「雀と人間との相似関係」は雀について綿々と書き連ねてあり、難読漢字は辞書をひきました。
抑から(そもそもから)=もとはといえば
堅麺麭(かたぱん)=非常に堅いパンで軍隊では携行食糧として重宝された
へー、へー、へー。

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大佛次郎「スイッチョねこ」
秋の虫スイッチョを飲み込んだ子猫がひどい目に遭うお話。

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伊藤比呂美「おかあさんいるかな」
老犬が久しぶりに帰国したおかあさん(飼い主)の様子をうかがいに、夜中苦労して階段をあがってくる様子を想像しただけで、目から鼻水が。

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岸本佐知子「マイ富士」
卓上サイズの富士山があったらいいなあという妄想が暴走。楽しいです。

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高原英理「うさと私」
そうそう、うさぎってそこがいいのよ!というツボを押さえてあります。

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この本を読んだのは、神戸新聞の書評で見た、中島京子の「妻が椎茸だったころ」が気になったからです。
…うん、たしかに椎茸の話でした。醤油で甘辛く煮た椎茸。いい話です。

うちの猫も醤油で煮染めた椎茸みたいな色ばかり。
白や三毛、茶トラに縁が無いのが不思議です。


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No title

そろそろ秋の夜長、読書にいい季節ですかねぇ。
つて、わたしゃ夜長も気づかぬうちに爆睡してるけれど。( ̄∀ ̄||)
高原英理編『ファイン/キュート』、おもしろそうやね。
町田康の作品も入ってるんや。カフカも?!
大佛次郎の「スイッチョねこ」は持ってるわ。
醤油で煮染めた椎茸みたいな色ばかりって、あんまりちゃう?
メリハリ効いた白い部分がキリッと光るナツくんもおるやん。って彼だけか・・^^;;

No title

パン、中国語だと麺包よん。
読書の秋だけど、、、
薬膳の本を買ってしまった私(´Д`;)
読まなくても十分薬膳生活だと思うのに…
今日は夏野菜の片付けをしました。
明日は茗荷と戦う!(*`^´)=3フンガー

★お返事

★ぱんとらさん >
本を読むと眠くなるよね。小さい字だと特に( ̄∀ ̄;)
アンソロジーは色んな人のを試し読みできて、読書の幅が広がる気がします。
町田康の犬の話も面白かった。
ナツも後ろから見ると、黒光りして煮染めた椎茸っぽいよ〜(笑)

★矢羽さん >
麺包=パンかあ。饅頭とはまた違うのね。薬膳生活は体に良さそう。
私もこないだカボチャのつるを片付けたのだけど、茎の途中から出た根っこから復活していて、生命力の強さにびびりました^^;
みょうが、大好き。花の部分はなかなかいいお値段なので、石突き部分だけをまとめて安売りしてるのを食べてます。ベランダにも植えてるんだけど、なかなか成長しないのよね。

No title

秋の夜長・・ 面白そうな本の紹介、嬉しいです。
ここ数年、老眼が進んで、本や新聞が読みづらくなって・・・
ついつい小さい文字や手芸などから遠ざかっているのですが
やっぱり好きなことは続けたいですもんね^^
早速、読んでみたいです♪

★accoさん >

★accoさん >
私も小さい字が読みづらく、映像の小さい音が聞き取りづらくなってきました^^;
手芸も、猫の首輪を縫う程度です。
耳や目をいたわりつつ、末永く楽しみたいものですね。
プロフィール

古林海月

Author:古林海月
動物の世話に追われる零細漫画家、古林海月

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