園芸有毒植物図鑑

ユリは猫が口にするとたいへん危険だそうです。
お盆が近づいて、家にお花を飾るお宅も多いと思うので、ネットで拾った画像↑を載せておきますね。
『人もペットも気をつけたい園芸有毒植物図鑑』をぼちぼち読んでいます。
犬や猫に玉ねぎやアボカドが毒だというのはわりと有名ですが、ほかにもたくさん載っています。
ばくぜんと毒があるというのではなく、植物の葉や花、実、根っこ、全草などどの部位に含まれるどんな成分が毒で、症状はどうなるかといったことが具体的に書かれていて説得力があります。

↑同書によると、トケイソウの葉には青酸配糖体が含まれ、誤って葉を食べると、胃腸障害を引き起こす可能性があるとか。
ユリが猫に危険とわかり、ベランダから畑に移植しました。

↑モンステラは全草に不溶性のシュウ酸カルシウムを含み、口にすれば水疱を伴う口の中や唇、のどの腫れ、焼けるような痛み、嚥下困難、一過性の言語障害などを生じ、呼吸困難になることも。
汁が皮膚につけば皮膚炎、目に入ると結膜炎を起こします。
(ブロ友さんから聞いた話では、失明した人もいるとか)
うちの猫は広くて大きい葉っぱはスルーなのですが、細い葉っぱだと猫草とまちがえてかじるので要注意です。

↑イチジクやゴムの木の仲間の樹液(乳液)が皮膚につくと、ついた部分が紫外線に敏感になり、日光に当たると、紅斑、浮腫、大きな水疱を伴う皮膚炎を起こすそうです。

↑健康食品のイメージが強いニガウリも、完熟果の果肉、種子に毒性アルブミンのモモルジンが含まれ、吐き気、嘔吐、下痢を引き起こし、多量に摂ると低血糖症になるとか。
完熟果の種についている赤い部分は甘くて無毒だけど、ぬるぬるするので種(有毒)を飲み込む危険が。

朝顔とニガウリとイチジク。
朝顔の種子も有毒です。
そういう意味で並べた写真ではなかったのだけど、たまたまみっつとも部位によっては毒になることがわかり複雑な気持ちです。
ただきれいとかかわいいで植えていると、危険なこともあるんですね。

もんじろうが食べているのは、ベランダで育てたパパイヤの葉っぱを干したもの。
うさぎにあげてもセーフらしいです。
小動物用野菜チップスのラインナップがすごいです。
あげてもいい植物がこんなにあるのねーと、ちょっと感動しました。

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